法人概要
社会福祉法人 友愛学園
1957年法人設立。東京都青梅市に本部があり、青梅市及び渋谷区内で、障がい児者福祉サービスを提供しています。
*この取組みには、東京善意銀行に寄せられた遺贈を活用し、「地域課題に取り組むための助成事業」にて活動経費の一部を助成させていただきました。
取組みのきっかけ
青梅市内中心部にグループホーム事務室、相談支援事業所を設ける計画を検討していた際に、地域の方々より「何か集う場が作れないだろうか」と提案いただき、法人としても「やっていきたい」と考え、検討を始めました。
取組み内容
・街中図書館の開設(西分文庫):常設開所していますが、現状ではアピール不足もあり利用者は少ない状況です。今後は、涼み所、温もり場(ぬくもりば)などとしての開所も検討したいと考えています。
・毎月1回開催される「介護予防教室」では毎回10名程度の参加者があり、市の介護予防リーダー研修受講者が中心スタッフとなって行っています。
・毎月1回開催される高齢者サロンでは地域包括支援センタ-職員、社会福祉協議会の重層的支援体制整備事業担当者、民生委員の皆様の協力を得ながら開催し、ゲームや歌、クリスマス会などを実施しました。


・毎月1回の開催される「しゃべり場」は、精神に障害を抱えながら生活している人たちのための開放場です。普段はお茶を飲みながら話したいことを話す、そんな会です。派生イベントとして「歌い場」を開催し、音楽と飲食を楽しみました。
・年に2回、地域行事の際には施設を開放し、トイレや優先休憩所の提供、オムツ交換、授乳場、地域行事参加弱者への支援を実施しています。


取組みの効果
・高齢者向けの教室やサロンは、毎回10名程度、イベント時などは20名以上が参加されるなど、青梅市第1支会では認知された取り組みとなっています。他のイベントチラシを紹介する機会を持つことで、高齢者の外出機会を増やす効果もあると思われます。
・地域行事の施設開放では、青梅大祭時に約200名が優先休憩所を利用しました。トイレやオムツ交換など含めると1日で600名以上が利用しています。地域の皆に優しい休憩施設として、イベントチラシに掲載されるなど認知され始めています。
・「しゃべり場」は、地域障がい者の社会参加のきっかけ作りとして開催しています。青梅市の精神保健福祉連絡会で会を紹介し、他事業所の相談支援専門員の係わりや、社協の重層支援的体制整備事業担当者の係わりがあります。引きこもりがちな障がい者に情報提供していただき、少しずつ私どもの場に参加し始めている方もいます。


今後の展望
・街中図書館では、地域の方が「この本も置いてほしい」とお持ちいただいたことがありました。本や空間を通じて場が生まれ、何となく人が立ち寄るような場になるよう期待しています。一方で、目的を明確にしすぎることで、それ以外の方々が来づらくなることも想定されます。街中図書館に関しては、時間が掛かっても、じっくりと場を作っていきたいと思っています。最終目標としては、本も人も行き来するような場を目指したいと思っています。
・高齢者向けの教室やイベントでは、係る人たちの拡がりを感じています。近隣病院の専門職がお手伝いに来る、隣の支会からの参加など、場から様々なアイディアが生まれています。法人の地域貢献としての専任職員を配置しているわけではないので、今後も地域包括支援センターや社会福祉協議会、民生委員などの協力を得ながら、出会った方々を大切に場を作っていきたいと考えています。
・障がい者を対象とした「しゃべり場」や「つどい場(現在休止中)」は、上記のとおり、係る人たちが増えてきています。地域の障がい者への余暇支援、文化的活動への期待もあります。係る人たちを増やし「プラザゆうあい」が場として成熟していくことで、多目的な場として成長できると期待しています。
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