取組みを通して見えてきた「つながり」の必要性
中央区社会福祉法人連絡会
地域のネットワークによる活動
中央区
都心エリア
2019.03.06

中央区社会福祉法人連絡会
中央区社会福祉法人連絡会では、2つの取り組みを実施しています。子どもに福祉の職場体験の場を提供し、将来の福祉人材・担い手の育成を図るとともに、家族ぐるみで地域福祉への理解を促進することを目的とする「福祉体験合宿」と、高齢者、障害者、児童など地域の様々な人々が交流できるイベントを行うとともに、法人職員による福祉相談会を実施し、区内の社会福祉法人や施設について知ってもらう機会を提供するための「ボッチャ体験&福祉ちょこっと相談会」を通して、地域におけるつながりを生み出す様々な場の可能性を見出しています。
平成31年3月6日掲載
すべての垣根を越えて
12月2日(日)、月島区民センターでのボッチャ体験&福祉ちょこっと相談会には、近隣の高齢者施設や障害者施設の利用者さん、近くの公園に来た親子連れなど、138名の方が参加しました。感想記入コーナーでは、「デイサービスでやりたい」「簡単で楽しかった」「コミュニケーションツールとして最高」などの声が聞かれました。地域の方々が広く参加できる、地域公益活動において象徴的な機会となりました。
平成30年度ボッチャ体験&福祉ちょこっと相談会実施風景
10年後の福祉人材を育てる
昨年度に引き続き、福祉体験合宿を平成31年3月23日(土)24日(日)に開催します。昨年度の報告会では、参加者から「専門職ってすごい」「長く一緒に過ごすことで信頼関係が築けた」といった意見が聞かれ、保護者も一緒に子供たちの体験の感想を共有しました。施設職員も「学ぶことが多かった」と良い経験を積むことができたようです。将来の人材確保に限らず、福祉への一歩を踏み出したり、心を寄せるきっかけとなることを願っています。
平成30年度福祉体験合宿チラシ
新しいつながりと支えあいを創る
様々な機会に2つの取り組みを発信することで、福祉施設、自治会、民生児童委員協議会、学校など地域で社会福祉法人連絡会についての認知度が高まり、また、取り組みを通じた新たなつながりが生まれつつあります。今後は、各法人の考える地域ニーズとその対応を集約し、フィードバックする機会を設けたいと考えています。
社会福祉法人の地域における公益的な取り組み発表会