法人概要
社会福祉法人 こひつじ会
こひつじ会は、東京都三鷹市北野の地で60年にわたり保育園を営んできました。私たちの歩みは、ひとりの母親の「子どもを安心して預けられる場所があったら……」という切実な願いから始まりました。「自分がしてほしいことを他の人にもしてあげなさい」という聖書の言葉を指針とし、すべての子どもとその家族のための居場所づくりを続けています。
*この取組みには、当協議会が実施する「令和7年度 地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。
活動概要
旧園舎を再生し、地域の未来を育む「こひつじ再興プロジェクト」を始動しました。屋上や園庭をキャンバスに住民が主体となる活動を創り、園舎の歴史を100年先へと繋ぐ地域に開かれた拠点づくりプロジェクトです。
取り組みのきっかけ
2016年、園舎の老朽化と園児数の増加に伴い、保育園は近隣へ新築移転しました。そこで残された旧園舎をどう活用すべきか、私たちは地域の声に耳を傾けました。現代社会では、核家族化が進み、地域以外の場所で働くことでの地域に顔見知りがいなく、いざという時に孤立してしまうことが課題となっています。子どもも大人も含む、地域の人間が共に学び、憩える場所が求められていました。



取り組み内容
建築再生という新たな選択
この課題に対し、現理事の永瀬が中心となり、旧園舎を「レンタルスペース」「親子コワーキングスペース」として活用する活動をスタートさせました。当初は手探りでの運営でしたが、現在ではリトミックや英語、書道など13以上の団体が利用する「共育センター」へと成長しています。しかし、建物の老朽化は深刻で、一時は解体も検討されました。そんな折、文化学園大学の奥村誠一先生(アーキンタイム)との出会いにより、建物の躯体を活かしてリフォームする「建築再生」という道が開かれました。現在は、地域の子育て世代や専門家、ボランティア団体「こひつじハウス研究会」といった多様な仲間たちと連携し、プロジェクトを推進しています。
〜世界一のコレクティブ・コミュニティーセンターを目指して〜
再興(サイコー)のプラットフォームづくり
「こひつじ再興プロジェクト」では、2025年夏の本格改修に向け、ハード・ソフトの両面から以下の取り組みを進めています。
・施設のリノベーション: 地域に根付いた建物の歴史を活かしつつ、内装を一新し、さらに50年、合計100年使い続けられる建物へと再生します。
・まちのリビング:キッチンやコインランドリーを併設し、人が「共に居る」ことの「ぬくもり」を感じ子どもも大人も安心して過ごせる、「誰かの気配がある場所」をまちの中にあるもうひとつのリビングとして目指します。
・コミュニティクラブ: 「おさがりランド」や「屋上クラブ」など、住民が主体的に関わるイベントを継続的に開催します。
今後について
地域全体で育む「あったらいいな」の未来
このプロジェクトを通じて、ここは単なる「施設」から、多世代が混ざり合い、新しい価値を生み出す「コレクティブ・コミュニティーセンター」へと生まれ変わります。地域住民が運営に主体的に関わることで、世代を超えた「共育」が生まれ、三鷹市北野の街全体の活力を高めるプラットフォームとなります。
皆様へのメッセージ
私たちの想いは、地域の未来への「希望」です。50年の思い出が詰まったこの建物をリフォームし、地域住民一人ひとりが主役となり、合計100年、繋いでいきたいと考えています。三鷹市北野の地域全体の未来を明るく照らす大きな一歩になると信じています。
私たちの想いに共感し、共に育っていこうと思っていただければ幸いです。
専用のWebページもありますので、どうぞご覧ください。
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