法人概要
社会福祉法人 東京サレジオ学園
東京都小平市にある当法人は戦後の戦災孤児をイタリアの修道会サレジオ会会員が保護し生活を共にしながら養育と教育をしたことを始まりとして、現在は児童養護施設として東京都、都内の各区からの措置児童を養育しています。地域公益活動として、近隣の障害のある方や児童のサッカーチームや野球チームへのグラウンドの貸し出し、子育てひろばの開催、一時避難場所としてのグラウンドの小平市との契約、地域の子ども会や保護者親睦会への地域交流ホームの貸し出しなどを行っています。
*この取組みには、当協議会が実施する「令和7年度 地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。
地域の課題やニーズの状況
市境で駅からも離れており、近隣にあまり子育て中に立ち寄れる場所がない立地のため、近隣の子育て中の親子にとっての遊び場の選択肢が増える必要があると感じています。また子育て中の親子が家の中にとどまることなく外の空気を浴びて外の人と交流することで子育て家庭の風通しを良くすることが今の時代求められているのではないかと思います。
活動概要
小平市と小金井市の境にある児童養護施設、東京サレジオ学園で、毎週火曜日10時から12時に施設の一室にて、主に乳幼児とその親御さんを対象として子育てひろばを開催しています。職員も子育てのお話を伺いながらお子さんの成長を一緒に見守らせていただいています。
取り組みのきっかけ
高校生園舎が空き、何か地域のためにできることはないかと検討したところ、上記のニーズを感じたため、子育てひろばを行うことにしました。児童養護施設という場所や職員のノウハウを生かせること、広い場所(開始当時)でのびのび遊んでいただきたいという思いもきっかけになりました。

取り組み内容
令和7年4月より、建て替え後の新しい場所で開催しています。ブロック、トミカ、プラレール、塗り絵、パズル、絵本、ぬいぐるみ、おままごとキッチン、おままごと、シルバニアファミリー、ドレス、ベビーカー、赤ちゃんのおもちゃなど準備しています。園庭では、お砂場、すべり台、ミニバイク、乗用ミニカー、 夏場は噴水プールなども準備し暑い夏を楽しみました。


また年数回のイベントも行っており、今年度も毎年好評いただいている自然の植物を使ってのクリスマスリース作りを12月に開催し、3月には子どもたちも手作り楽器で一緒に楽しめる参加型フルートコンサートも開催予定です。お子さんの記念日や行事の記念の写真が残せるように、撮影スペースも不定期ですが設置して、お子さんを自由に撮影していただいたり、親御さんとの写真も撮らせていただいたりして喜んでいただいています。



取り組みの効果
お子さんにとって初めての同じ年齢の子たちとの体験の場や、親御さん同士の交流の場ともなっています。今年度は、新生児の助産師訪問で紹介され、ご家族で遊びに来てくださる方も多くいらっしゃいました。また、継続してきてくださる方も多く、親御さんもひろばで顔見知りになり、お話される姿も見られました。子育ての中での嬉しい話、ちょっと疲れた話など職員とお話させていただくことで、忙しい子育ての時間の中で少しでもほっとした時間になればいいなと思っています。幼稚園等に入園し、普段は来られなくなったお子さんたちも長期休みなどには遊びに来てくださったり、親御さんだけでもイベントに参加してくださったりと、お子さんの成長を一緒に見守らせていただいたり、気軽に来られる場所であるよう心がけています。
今後の展望
取り組んでいることは継続していることがほとんどですが、地域の親子のほっとできる居場所、居心地のいい場所であり続けられるよう努め、近隣の親子のニーズを汲み取り、親御さん同士の交流の場、お子さんの新しい体験の場となれるようにしていきたいです。

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