さつきマルシェを開催 テーマは「繋がり」

地域のネットワークによる活動

子育て支援

居場所作り

八王子市

2026.01.16

法人概要

社会福祉法人 報徳福祉会 さつき保育園

設立=昭和54年3月
理事長=斎藤和巳
所在地=東京都八王子市大楽寺町 347-1
定員=102名 現員=109名

 

*この取組みには、当協議会が実施する「令和7年度 地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。

活動概要

「繋がり」をテーマとして、地域の人気店やパフォーマーが一堂に会し、地産地消をベースとしたマルシェを開催しました。地域とさつき保育園の繋がりの輪が広がりました!

 

開催のきっかけ

コロナ禍による制限によって消費行動が冷え込んでいる中、地域に目を向け、地域で消費して、地域を盛り上げていくことが、我々社会福祉法人の役割なのではないかと考えました。2年間に渡り、給食に地産地消の食材を取り入れ、同時に生産者さんを取材しました。そこで見えたものは横の繋がりでした。さつき保育園としても、地域貢献や地域子育て事業の観点から、なにか地域に向けて取り組めることはないかと考えた結果、地産地消を根幹とした複合的なマルシェを開催することになりました。保育園を会場にすることで、地域の方々が気軽に来場し、今まで以上にコミュニケーションが活性化し、繋がりが深まるのではないかと考えました。また、過去に地産地消で繋がった生産者さんや飲食店に協力してもらうことで、地域の食材や店を来場者にも知ってもらい、地域での消費行動につなげ、且つ、長期的に地域を盛り上げていきたいという想いで、今回のマルシェ開催に至りました。

 

地域における課題点

地域子育て支援事業で、地域の支援センター等へ赴いた際には沢山の参加者を獲得できますが、自園で開催するイベントへの参加者獲得率は低くなっていました。どのようにして保育園と地域の垣根を低くし、気軽に足を運べるような、風通しの良い関係性を作っていくか、という点を課題として認識していました。

「さつきマルシェ」の詳細

マルシェの柱は、「フード」「物販」「ステージ」の3つでした。フード・物販は「消費」、ステージは「地域交流」が目的です。出店者及び出演者を選定するにあたり、インスタグラムを活用しました。主に、アカウントを持っている方々を優先的に選び、さつき保育園栄養士のアカウントで情報発信をして紹介しました。今回出店してくれた方々は、まずフード部門では、屋台ラーメン「しゅんやっちゃん」、キッチンカー「ちきんときっちん」、おにぎり・惣菜「ミハラキッチン」、おでん・蒲鉾「梅屋蒲鉾店」、パン・焼き菓子「ルパレ」、焼き芋・果物・飲料「峰岸商店」の近隣地域の有名店さんが協力してくれました。また、物販部門では、有機野菜販売「さかもとファーム」、ハンドメイド作家による作品の販売やワークショップの開催、また、地域の学童クラブが遊びのブースを展開してくれました。地産地消のブースも設置し、地産地消で紹介した食材をお店に代わって販売しました。ステージ部門では、さつき保育園の園庭にステージを組み、近隣高校のダンス部、近隣大学のダブルダッチ部をはじめ、シンガーソングライター、フラダンス、バトン、和太鼓、空手演武といった幅広い分野の方々にパフォーマンスを披露していただきました。

 

 

 

盛大だったさつきマルシェ、無事閉幕

10時~15時の開催でしたが、大変多くの来場者に恵まれ、出店者さんが予定していた食材は全て売り切れとなりました。終了後の振り返りで我々一同が共通認識していたことは、園児・卒園児の家庭ではなく、「地域の方々の来場がとても多かった」という点でした。チラシの配布やポスティング、集合施設での掲示、インスタグラムでの開催案内などを行った結果、最終的には口コミ等でも広まっていったようでした。さつき保育園が地域のどこにあって、どのようなスタッフが勤めていて、どのような雰囲気の園なのか、地域の方々に知っていただくことができたように感じました。また、マルシェ開催後に、出店してくれたお店の方から、「マルシェで食べておいしかったので、買いに来ました!」という方がいたとの連絡もいただき、微力ではありますが、地産地消にも効果が出たようにも感じました。終了後には、今回の出店者及び出演者の皆様全員から、「また来年も開催するのならば、ぜひ声をかけてください」とうれしい言葉をいただきました。すべての方々のご協力があって、第一回さつきマルシェは盛大に幕を閉じたわけですが、天候に左右されるイベントですので、悪天候時の対応策などは足りなかったように感じました。第一回目を経験したことで、来場者の予測、スペース面、人の流れ、時間帯、準備、片付け、イレギュラーな対応、様々な面で学びがありました。これから先、第二回、第三回と回を重ね、地域の「夏の納涼祭」のような位置づけになり、地域団欒の場となるように取り組んでいきたいと思います。

地域公益推進協のさまざまな取り組み

地域公益活動推進協議会では、食の支援、学習支援、子育て支援など様々な活動を動画化し、YouTubeで発信しています。
取り組みを、ぜひ動画でご覧ください。

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