法人概要
社会福祉法人 サンライズ
昭和47年設立。日の出町、あきる野市、練馬区で介護保険事業を中心に13事業を運営。
「安心と充実の人生をご一緒に。」
という法人理念を体現するため、施設ご利用者のみならず、地域の方にとっても「サンライズがあって良かった」と思っていただけるように取り組んでいます。
小学生への福祉体験は「将来の福祉人財の種蒔き」として、特に力を入れてきました。
取組み概要
近隣小学校での「学校応援団まつり」に参加し、児童を対象に高齢者疑似体験や車いす体験等を通して、高齢者への理解や福祉教育を実施。また福祉系大学と連携し、体験サポートのボランティアを依頼。大学で学んだことのアウトプットや福祉施設の地域との交流を体感できる機会としている。
【令和7年度地域課題に取り組むための助成事業 助成法人】
*この取組みには、当協議会が実施する「令和7年度 地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。
地域の課題やニーズの状況
少子高齢化時代において、子供たちの多世代交流は必要な経験として捉えており、小学校も高齢者施設も地域の社会資源として協力関係を望んでいます。
取組みのきっかけ
サンライズ大泉の開設時より、学校から交流の申し出を頂きスタートしました。取組みは高齢者疑似体験、出張授業、施設見学、入居者との交流などを行っています。
活動内容
令和7年11月22日開催の練馬区立大泉西小学校で開催された「学校応援団まつり」にて、高齢者疑似体験(疑似体験用セットを使用)を行いました。74名の児童を対象に高齢者疑似体験や、車いす体験等を通して高齢者への理解や福祉教育を実施。今年度で10回目の参加となります。

また大学と連携し、体験サポートとして福祉系大学の学生にボランティア依頼。学生にとっても大学で学んだことのアウトプットや福祉施設の地域との交流を体感できる機会としました。

取組みの効果
(応援団まつり実行委員会(近隣保護者)からのフィードバック)
介護体験が終わった子供から「楽しかったけど大変だったよ」という声が多かった。
その大変さを知ったからこそ、「町で大変そうな人を見かけたら、お手伝いをする!」と言って、優しい気持ちになって体育館を後にする子供もいました。
サンライズの介護体験は、子供たちにとって、とても意味のある貴重な体験だと感じています。
10年間交流を続けており、地域の子供たちにとって「サンライズ大泉」の知名度も浸透しています。ご入居者がご家族と近くの公園に散歩していても「サンライズのおばあちゃん」と子供たちも気軽に声をかけてもらえる環境を築けてきました。また卒業後大学進学の選択肢として福祉系大学を選択したという話も聞くことができており、10年間の種蒔きが少しずつ実を結んできていると実感できています。

地域の方にとっても「サンライズがあって良かった」と思っていただけるよう今後も取り組んで参ります。
特別養護老人ホーム サンライズ大泉
https://www.h-sunrise.com/ohizumi/
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