社会福祉法人の
地域における実践

活動概要

子ども食堂：2017年に開所。地域の民生児童委員連絡協議会と連携し、ひとり親家庭、経済的に大変な家庭、孤食の子ども、その他のニーズのある地域住民のために毎週水曜日に夕食を提供している。スタッフは民生委員、施設の元職員、地域のボランティアで毎食20食を作っている。

無料塾：子ども食堂の参加児童の高校進学を支援することを意図して、2018年に地域の区立NPO活動支援センターの会議室を借りて開始。毎週土曜日15時から19時で参加児童は小学生から高校生まで12人、支援者は足立区ボランティアセンターに登録しているボランティア10人ほど。

法人の概要

社会福祉法人 からしだね

1971年、法人設立認可を受ける。保育所・うめだ「子供の家」（定員132名）、保育所足立区立青井保育園（定員102名指定管理事業）、児童発達支援施設うめだ・あけぼの学園を運営・管理する。

活動の内容

地域公益活動として、2017年から子ども食堂「じぃじハウス・ばぁばキッチン」と無料塾「じぃばぁ無料塾」を運営しています。地域のニーズとして、地下鉄が都心に直通するという利便性から、沿線には人口が増加しているが、地域によっては低所得世帯も多く、経済支援や教育支援のニーズが高い地域となっています。半世紀にわたり児童福祉事業を行ってきましたが、地域の施設として、地域の一般住民へのサービスを行うことが法人の使命であると考え活動はスタートしました。

子ども食堂「じぃじハウス・ばぁばキッチン」は、地域の民生委員と連携して近隣の子どもと家族のために毎週水曜日に夕食を提供しています。

「じぃばぁ無料塾」は、私塾に通っていない子どもの学力向上と高校受験の準備のために、区内のボランティアを講師として毎週土曜日に無料で開催しています。

効果：子ども食堂も、無料塾もできるだけ長い期間の支援を続けることで、子どもの成長を見守り、家族に寄り添いながら支援者や参加者同士の良好な関係を築いてきました。とくに無料塾からは過去の6年間で6人が希望の都立高校に進学しました。

社会福祉法人からしだね