地域の中で根付いた取り組みに

清瀬市社会福祉法人社会貢献事業協議会(きよせの社福)

地域のネットワークによる活動

就職・就労支援

相談事業

清瀬市

2025.04.14

活動概要

ネットワーク立ち上げから8年目になります。「はたらく相談会」など生活にお困りの方の支援や社会福祉法人を対象とした災害研修などに取り組み、横のつながり強化に取り組みました。また、定例会議では地域ニーズにこたえるネットワークを目指して協議を重ねています。


 

「きよせの社福」は8年目を迎えています。これまでの事業を拡充させるとともに、地域に開かれたネットワークとしての発展を目指し、関係機関との連携にも取り組んできました。

 

【受け止める力を発揮して】

「はたらく相談会」は、「ひとまず相談」の機能と社会福祉法人のはたらく「場」を活かして、生活困窮された方や就労等の経験が少ない方なども対象とした相談会です。今回で3回目となり、清瀬市をはじめ、ハローワーク三鷹や東京都福祉人材センター、自立相談支援機関の連携した取り組みとして定着してきました。また幅広い相談に対応できるよう、東京しごと財団東京しごとサポートセンターにも新たにご協力頂いたほか、自治会等へ案内を送るなど周知活動にも工夫を行いました。参加者は27名。20代から70代まで、就労のことや生活のことなど幅広い相談がありましたが、中には相談したいことがありすぎてまとまらない方も・・・すべてのスタッフが福祉施設や専門機関で働く職員ですので、普段から培ってきた「受け止める力」が光っていました。

 

 

「まよっていたことがスッキリし自信がつきました」「気兼ねなく話せた」「信用があるので安心して相談ができる」など、参加者からも「良かった」との感想を多くいただきました。社会福祉法人が実施するからこその安心感のご提供とともに、参加が次につながるきっかけとなったようです。スタッフからも「帰りの表情が軽やかだった」「来年も取組みたい」と充実した声が聞かれています。

地域に一歩出向いて、お話を受け止める場として、続けていきたい取り組みです。

 

【ともに学びあう】

どうしたら有事の際に「困っている」「助けて」と言い合えるだろうか。そもそも災害時の備えは十分だろうか・・・

昨年度に引き続き講師をお招きし、44名の役職員がともに学びました。具体的な危機意識が高まる機会になったようです。

 

【地域とともに歩む】

コロナでは、地域とのつながり、施設退所者とのつながりなど、いろいろなつながりが途絶えてしまいました。アフターコロナの今、「つながりなおし」が一つのキーワードです。社会福祉法人に求められる役割とは何かに立ち返り、検討を重ねていきます。

 

お問い合わせ

清瀬市社会福祉協議会 福祉総務課

電話 042-495-5333

http://www.kiyose-f.net/publics/index/380/