おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト~まごころでつながる地域の輪~
中央区社会福祉法人連絡会
地域のネットワークによる活動
地域住民の交流
中央区
2025.04.07

保育園・幼稚園の園児と、高齢者施設・障害者施設・高齢者向けサロンの利用者が相互に交流する「おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト」を実施しました。
今年度のプロジェクトについて
「おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト」はコロナ禍で外部との交流ができなくなってしまった区内の幼稚園・保育園、高齢者・障害者施設がおたよりのやり取りを通じて交流するもので、令和3年度から毎年実施しています。新型コロナウイルス感染症の流行がひと段落してきた昨年度は、直接相互に訪問して交流する団体が多く見られました。
今年度は3年間の交流で培ったつながりを活かして、区内の幼稚園・保育園と高齢者・障害者施設に主体的に交流を行っていただきました。また、3団体から新規で参加希望があり、社会福祉法人連絡会が新たな交流をコーディネートしました。
活発な交流が行われました
今年度はほとんど全ての施設・団体が、お互いに実際に生活・活動する場所に出向き直接交流することができました。内容も、園児たちが歌やお遊戯を披露したり、高齢者と一緒に手遊びやボッチャをしたりなど、直接顔を合わせ触れ合う形での交流が行われ、「楽しかった」「会えてうれしかった」「また遊びに来てもらいたい」などの嬉しい声が聞かれました。
また、社会福祉法人連絡会でも、交流に参加したり、取材を行ったりと、それぞれの強みを活かした形で、本プロジェクトへ参加しました。
心あたたまるメッセージ
まごころを伝え合う
今後の展望
今年度から、中央区社会福祉法人連絡会は任意団体となり、地域における課題解決に向けて、高齢者、障害者、児童、助成(財団・基金)といった多様な分野の法人がそれぞれの持つ強みを活用し、連携して主体的に取り組みを行う形になりました。
任意団体化にあたり、地域における課題解決に向けた取組みを実施するためには、各法人がどのような事業を行っていて、どのような強みを持っているかを改めて理解する必要があるとの意見があり、参加法人が分野毎に事業説明会を行いました。説明会を行ったことで、各施設や団体間の“つよみ”や“つながり”をより深く理解することができたとの感想を聞くことができました。
今後も各法人が強みを活かし、より一層連携を取りながら地域貢献のための取り組み・仕組みについて検討し実施していきます。
事業別説明会にて