社会福祉法人の
地域における実践

多摩市内社会福祉法人ネットワーク連絡会（多摩市）

多摩市内21法人により「多摩市内社会福祉法人ネットワーク連絡会」を発足しました。

平成29年5月24日掲載

全体連絡会で情報収集と法人間の共有を深めて、平成28年7月に、多摩市内で活動している全21法人により「多摩市内社会福祉法人ネットワーク連絡会」を発足しました。

年度内には3回の全体連絡会を開催し、その各回において講師・情報提供者をお招きし、「法人制度改革について」「制度改革に伴う経理の動向について」「市内における生活困窮者支援団体ネットワークの現状・取組みについて」など、情報の収集と会員法人間での共有に努めました。

また、社会福祉法人が持っている力（人材・設備・知識経験など）を地域の方々のために役立てていただけるよう、各法人が行うことのできる出前事業・施設備品等の貸出についてまとめた、「多摩市内社会福祉法人地域公益活動ガイドブック(仮称）」の作成にむけて、連絡会を通じて検討を重ねました。

地域ニーズを把握し、応える活動を目指して

上記のガイドブックの概要版を作成し、各法人が出前講座、相談、施設や備品の貸出等を通じて地域協力を行うことができることをPRするために、市内自治会や福祉団体・事業所、学校施設、企業等へ配布し、周知を図っていきます。取組むことのできる内容がまだ定まっていない会員法人もあり、ガイドの内容をより充実したものとするために最終的な発行は29年7月を予定しており、以降も随時改訂を行っていきます。

さらに、ネットワーク連絡会全体として、会員法人の連携による地域公益活動を行っていくための検討を続けています。平成29年度は、他法人、他連絡会の先進的な取組みや事例の実施方法、実施状況についての情報収集、地域におけるニーズ把握を行いながら、本連絡会で実施する連携事業（地域公益活動）について検討していく予定です。