コロナ禍での子どもの居場所作りの活動について
稲城市社会福祉法人連絡協議会
地域のネットワークによる活動
南多摩エリア
稲城市
2021.03.23
稲城市社会福祉法人連絡協議会

稲城市社会福祉法人連絡協議会では「子どもの居場所作り」を共通テーマに地域ブロックを実施単位として、取り組みを進めています。近隣のいくつかの社会福祉法人が協働で子ども食堂や学習支援などを実施しており、コロナ禍でも活動を継続できるように協働実施法人で協議を行いながら活動しています。
令和3年3月23日掲載
◆みんなで学ぶ・食べる・遊ぶ 子どもの居場所「くれば!」
保育園などを運営する法人、高齢者施設を運営する法人と社協の3法人協働でそれぞれの特性を活かしながら実施しています。ここに“くれば”安心して楽しい時間が過ごせる地域の居場所として、定期的に開催しています。今年度はコロナ感染症の感染が拡大する状況の中で、やむを得ず、食事の提供を中止しました。少しでもお子さんが参加しやすいように協働実施法人の児童館の一室を使用し、開催時間の短縮と参加人数を減らし、学習支援を行っています。食事は提供できませんが、障害者施設で手作りしている焼き菓子をおやつとして提供し、皆さんに喜んでいただいています。学習で分からないところは、職員やボランティアが寄り添って一緒に取り組んでいます。勉強が終わったあとは、みんなで簡単なゲームなどをすることもあります。
「早くカレーを食べたい!」「卓球をやりたい!」の声も聞かれ、以前のように大人数でワイワイと食事をとり、交流できる居場所の再開ができる日が来るのを心待ちにしています。

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