書初めと昔遊びイベント(社会福祉法人が連携した地域公益活動)
北区社会福祉法人部会(豊島地区)
地域のネットワークによる活動
城北エリア
豊島区
2024.02.22

北区社会福祉法人部会(豊島地区)
地域に親しまれた保育園で、小学生を対象に書初めと昔遊びイベントを行いました。ボランティアによる見守りのもと、子どもたちは熱心に書初めをし、その周りではコマやけん玉、お手玉等を地域の高齢者と一緒に楽しみました。
令和6年2月22日掲載
ネットワークの概要
北区内事業所数(社会福祉法人) 約170事業所
参加状況 区内に法人本部又は事業所を有する社会福祉法人41法人中32法人が参加
取組みのきっかけ
令和4年度の社会福祉法人部会にて各地区に分かれてグループワークを行い、各社会福祉法人の思いや取り組みたいこと等を話し合いました。その中でも特に意見が多く出た地区に声をかけ、令和5年度は小地域での話し合いを重ねました。
取組み内容
小地域での話し合いの結果、その地区に所属する保育園、高齢者施設、地域包括支援センターの機能を持った社会福祉法人が集まり、「(小学生の)冬休みの宿題の書初めを家でやるスペースがない」、「教えられる人がいない」という声を受け、「書初めと昔遊び」イベントの企画・運営を行うことにしました。
イベントを開催する上で、場所の提供、ボランティアの募集、イベントの広報等の様々な役割がありましたが、各社会福祉法人の得意分野をそれぞれが担うことで負担なく進めることができました。
また、当日はボランティアやスタッフを含め、約100名が集まり、書初めや昔遊びを介して自然と多世代交流をすることができました。
取組みの効果
地域に親しまれた保育園を会場とすることで親子が安心して参加することができました。また、ボランティアは地域包括支援センターが日頃サロン等で活動してくださっている方を中心にお声掛けしたことで、たくさんの方の協力を得らることができました。
当日はデイサービスセンターの利用者様も遊びに来られ、地域の子どもたちと昔遊びを通じて触れ合うことで笑顔が多くみられました。
お互いの強みを活かして企画・運営することで、社会福祉法人が連携して地域公益活動を行う良さを感じることができ、参加者からは「身近な場所にこういった多世代交流ができるイベントがあると嬉しい」、「定期的に開催してほしい」等の声も聞かれました。
今後の展望
この地区は、今後も継続してこのイベントを行っていく予定です。
今回の事例を他の社会福祉法人部会メンバーにも共有し、他の地区でも社会福祉法人が連携した地域公益活動を増やしていきたいと思います。