社会福祉法人の
地域における実践

社会福祉法人多摩育児会

昭島市の（福）多摩育児会では、地域サロン「昭島ふれあいほっとサロン」の開催場所の提供や運営補助を行い、地域の方々(こども、高齢者、多世代、多国籍等)が交流して生きがいを感じられる様にするため、支援を行っています。

【令和5年度地域課題に取り組むための助成事業 助成法人】

令和6年3月11日掲載

＊この取組みには、当協議会が実施する「令和５年度地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。

法人概要

社会福祉法人多摩育児会

社会福祉法人として第2種社会福祉事業を行い、現在、昭島市内に保育園２園運営、幼保連携型認定こども園２園運営、病児保育室の運営受託、子育てひろばの運営等を行っています。

地域の課題やニーズの状況

近年様々な要因で地域とのつながりの希薄化が顕著になり、特に高齢者、ハンディキャップ者、母子家庭、こどもたち、日本で暮らす海外の方々などにその影響が大きく出ていると、メディアや行政から聞くことが増えています。そういった穴を埋めるために、地域社会との交流の場所を作るニーズが増えていると考え、このような活動を始めました。

取組のきっかけ

地域社会貢献事業に関して日々アンテナを立て、できることを模索している中、法人内で企画し、実行に移りました。

取り組み内容

１)昭島市社会福祉協議会に登録しているサロン団体の運営サポート、会場提供及び管理を行う。

２)衛生管理、安全管理を行う。

３)会場を使用するサロン団体の登録申請書の写しを預かり管理。

４)利用者の参加記録とサロン団体の実施記録を行う。

５)実施記録報告書の管理を行う。

取り組み効果

地域の高齢者、こども、海外の方々等が社会から孤立せず、生きがいを感じてもらえる交流の場を提供できていると感じています。会場の使用頻度は多くて月6回の予想でしたが、それを上回る月7回に利用が増え、地域貢献が実現できているよう感じています。

関連リンク

• 社会福祉法人 多摩育児会 (tns.or.jp)
• 昭島ふれあいほっとサロン活動について – 昭島市社会福祉協議会 (acsw.jp)